1か月ぶりの更新!!(すいません時間が空き過ぎました!)
11月は何をしていたかと言うと…
仕事メインで週末いろいろと!
最初の週末は市民劇に参加のバンドメンバーからのお誘いで会食と残った薪割り
翌週は一人籠ってビリヤード三昧
3週目は家族の体調不良で私は看病役
4週目は消防団の役員会と簡単な会食
並行して二戸演劇協会雲人の定期公演のお手伝い
まあまあ暇ないっすね…
最後の週のお手伝い「二戸演劇協会雲人・定期公演 注文の多い料理店/よだかの星」
二戸市民文士劇メンバーもキャストで共演
私は大道具スタッフで少しばかりお手伝い。会合も重なっていたりであまり手伝えなかったけれども…
キャストに入った方々いつの間に稽古していたのでしょう?
宮沢賢治の世界を表現しておりました!感服
今回はビデオも撮っていた(勝手に!)けど2場のシーンを正面から見たら…
とても素晴らしい出来で御座いました!
そして翌週、12月に入りましてライブアーツの本格始動で御座います
市民劇メンバーには頭が下がります!
毎月稽古と公演とで、皆様家族に負担掛けてないですか!?
稽古2回目 本読み稽古
前回の稽古で一度台本読み、キャストも決まっております
この日は2名欠席の為フルメンバー参加ではないのですが、中々揃わないのは仕方がない
代役を立てながらですが、今回は朗読劇(のはず…)ですので本は手放しませんから大丈夫でしょ!
早速稽古開始!
本読み稽古のはずですが…皆さん役に入ってます!早いっすね…前回の台本読みもそうでしたが…
そして今回の朗読でのキーワードは「方言」
ここは作家が押している部分でもあり、台本表記も方言となっています
今回の主人公である「田中館愛橘」、出身はここ地元二戸市
お国訛りは生涯抜けなかったとの事で、この劇中でもなるべく方言を使いたいとの意向
演出は生粋の東京人、こちら二戸方言はフランス語くらいにしか聞こえない!!
との事ですが、お構いなし!言語指導は脚本が兼ねます!
ちなみに生涯の友人である「原敬」盛岡出身ですが、盛岡と二戸の言葉は若干違っていて、ネイティブではない二戸市民は上手く発音できないのである
でも、それが面白いと演出はok!をくれて稽古は続行
本読みなのに少しずつキャストの動きにも触れながら、時には動きながら稽古は進んでいく
「語りと歌でつぐむ」なので歌も入りますが、歌パートはあちこちで弾けそうな予感!!
なぜかと言うと…朗読劇なのに動きが多い!!まーキャストは動く、動く!
役者であり、立会人であり、傍観者であり、と明日の動きが入る稽古ではどうなる事やら?!
今回は朗読劇なのですが、きっと今まで見た事の無い劇になる予感!
演劇しながらの朗読?(表現ムズイ…)いや、演劇でしょ!
昨年の二戸市民劇はコロナ過の為、朗読劇として相馬大作を敢行したのですがやっぱり朗読劇
でも、裏方スタッフとしては(昨年も舞台監督っだった…!)演劇だよな~と思っていたが…
今年はそのレベルを超えるでしょ!間違いなく!!
と考えながらこの日の稽古は最後まで居る事が出来ず、少し早めに稽古を早抜け
この後どんな稽古になったのか?後ろ髪を引かれながらこの日は退散
稽古内容をビデオ撮りしているので(なぜかビデオは私の役…マー気にしない!)後で確認すればいいか!と
今日はここまで!
翌日も10時から稽古!二日酔いにならない程度にと、市内の街灯りに早々と消えていく私でした…
稽古3回目 立稽古と作曲者とのイメージ合わせ
朝起きてまったりと朝食を取りながら…
昨日撮った稽古動画をpc持って行ってデータ移さないと今日撮れへん!
と思い立って、急遽支度しながら…外を見ると雪!やっぱり降り始めたか~と…
pc詰め込んだバックと、台本詰め込んだバックを両肩に背負い、「やば!時間ギリ!」と稽古場へ…
今日の稽古は立稽古!
朗読劇なので台本は基本持ち歩きます、なので早速動きを付けながら演出イメージを具現化します!
ここからは演出が暴走しない様に舞台プランを考えながら、無理がないかを確認しながら!
そして音響さんも台詞に合わせseやらbgm、歌を加えながらリアルな舞台づくりが始まって行きます
流石と思ったのは、やはり市民劇参加のキャスト様達!
立稽古となったらば、演出が言う前に意図を読んで動き回るよ!
「こう動いても良いですか?!演出!」って言葉が聞こえて来る様な、場慣れっぷり!
演出も「ここまで来れば後はok!いいメンバー!」とお墨付き!
そして案の定、前日に抱いた「朗読劇で有って…演劇でしょ!」の動き回りっぷり!
冒頭のオープニングからの1幕への剣道繋ぎだったり、愛橘の海外旅立ちのシーン等見所満載!
伏線も交えて後になって「あー、ここでこのキャラは以前にこう言っていたのか!」などなど
一度ならず見返したくなる要素がふんだんに織り込まれています!
と、胸を張って言える劇になります!と断言します!
午前中に作曲の田口氏に参加頂き、劇中歌がどの様に使われるかを確認
同時にアレンジの過不足やイメージの齟齬が無いかをチェック
台本イメージと違っていたり、台詞が入るとこうなるのか!などを実際に見て聞いて頂きました
田口氏もこの様な機会を頂けるとイメージ作りが桁違い、と申すように現場は生き物ですね!
終わり際,ふと窓から見えた景色に作曲と演出が息をのんで「これ素晴らしい」と感嘆
今日は時頼雪が降り景色を白く染め上げるのですが、気温の変化で雨にもなり、霧も出たりと変化の多い天候
ここ、にこランスの窓からは大崩崖を一望できるのですが…
上部の木葉に雪は張り付き、山の地表からは解けた雨雪の煙が立ち込める…水墨画に成りうる光景が…
お二方の感嘆の声で一時話が別の方へ…
デモ参加者は「いつもの光景…」と///
きっとこんな所に地元の良い所ってあると思う!きっとここでしか見れない景色が!
この後の稽古も順調に進み、予定調和に動きの多い(多すぎ?)朗読劇の稽古が進みます
時より音響さんを弄りながら、照明さんに無茶振りしながらと和気アイアイと笑いが絶えない稽古
前日欠席のヘイちゃん(語り役)とコウタ(老年愛橘役)はぶっつけ本番(稽古)ですが、戸惑いながらもすぐ順応して役をこなしていく
特にコウタは方言(訛り)を強めに!といきなりの無茶振りですが、慣れて来ると板につく!
演出から「もう少し若く」とか「老け過ぎない様!」とか言われたがすぐにリカバー出来るんですな…
ヘイちゃんも、「ここらで突っ込みくるから!」とか「台詞終わったら皆と一緒に動いて!」などの無茶振りに素早く対応!
明治から昭和初期の科学者に付きまとう、「私たちが目指した未来はこうでは無かった!」という世界大戦への葛藤
我武者羅に富国強兵を目指し、欧米に並び立たんとした結果、世界に並び思わぬ批評を向けられた日本
育ち過ぎたアジアの小国に世界が牙をむき、戻れぬ大戦に踏み込まなければ成らぬ情勢に落ちた日本
愛橘の生きた時代とは一体どの様な時代だったのか…
これからの未来は歴史に学ぶのが最良と言うが私たちはどう学ぶの良いのか!
この様な演劇に関わってこその新たな学びに繋げていける自分が…
これまでの人生勉強足りなくも在り、これからでも繋げて往ける様精進する
そうするしかないよな…と!
ここに関わる事での自身への鞭を頂きました!
次回は12/24クリスマスなのに稽古!
次回稽古は、なんと12/24・25となります
世間ではクリスマスですか?なんですか、それ?
という感じで御座います
次回のupはその後になるでしょう!
折角なので参加メンバーと酌み交わしたいですね…コロナどっかいけよ!
舞台美術・監督のイワヲ氏も来市するみたいですし、次回の稽古はどうなる事やら???
ちょっと長くなりましたが、もし見てくれた方有難うございます
二戸の本番は23/01/15、二戸文化会館
盛岡の本番は23/01/22.プラザおでって
になります
是非ご覧ください
では次回!
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