二戸市民文士劇 過去の演目は?

二戸市民文士劇

今年で9回目を迎える二戸市民文士劇
今までどのような演目をやってきたか、おさらいしてみたい

私自身がスタッフて関わったのは、第2回公演からなのだか、きっかけは第1回から
参加しての思い出を振り返りながら書いてみようと思う

初公演「九戸政実市民文士劇 天を衝く」

https://www.nanbubijin.co.jp/news/7806/ より引用

演劇とは今まで無関係、興味もなく元々文科系には疎い私
あまり映画も見ないしドラマとかも興味なしという私に「劇やるから見に来て!」との声掛け
声を頂いたのは今も呑み仲間の主役の一人
心の中で「演劇なんてよーやるな~。興味は全然無いが、九戸政実か!

当時から戦国時代と縄文時代には興味あり、特に戦国時代は大好物
ドラマ観ないと言ったが、戦国時代の大河ドラマは必ず見ていたりする
書説も読み耽っていたし、「信長の野望」シリーズのゲームなんかもプレイ済み
ゲーム内イベントでもある「九戸政実の乱」を地元でどう描くのか
そんな興味を抱いて初めての観劇に二戸市民文化会館に赴いた

九戸党と南部本家の対立、籠城戦への覚悟、秀吉軍との対決そして不条理な最期を迎える政実
内容はうる覚えですが、演劇そのものにこんな感動があるものとは思わなかった
ただただ舞台の成り行きに目を奪われた
良い意味で裏切られたと思った

当時は地域商工会青年部活動に懸命に参加して地元の活性化は何ぞや?などと考えていた時期
地域振興はこういう取り組みもあるんだと、思い知らされた

後からトラブル続きで大変だったと聞いたが、終わって笑える事はイベントは成功なんだ、と
当初は単発イベントとして企画されていたので、その様な輪に入って楽しんだ彼を少し羨ましく思った

高橋克彦氏の原作「天を衝く」はこちら

第2回「二戸市民文士劇 天を衝く」

九戸城流鏑馬実行委員会 より引用

前回の市民文士劇に誘ってくれた仲間からまた声が掛かった
「今年再演になったから、中から手伝わないか?」
昨年の演劇の感動もあり、何が手伝えるか判らんがえーよ」と快諾
とは言っても、演者は無理(口下手だし台詞覚えれる気がせーへん)
建設業と言う仕事柄、大道具だろうと思いながら(大道具って何?)と心の中

公演自体は昨年の台本に加筆とかが有ったみたいだが大まかには同じと聞いた
なのでセットも大きく変わらずだが、若干の作り直しもあった
「背景パネル作るから」、と言われ図面を見て納得
「これ、俺の仕事と大した差がないやん」、と型枠大工の私は思った

了解です!とサクサクと組み立てる
枠組んでべニア板を張ってと難なく完成
後は下地の色塗って美術のできる方へバトンタッチ
流石に絵は描けないので眺めながら(すげー一発で描いていくんだ)と感心しきり

舞台組み立てで初の会館ホールでの作業
何が何やら…バトンって何?幕がいっぱいで判らん?照明こんなに使うん?
?が頭に浮かんでは、人に聞いて理解して立て込んでいく
リノリウムって何?けこみって?おっかめる?あー釘頭曲げる事ね!

舞台稽古で置き道具の出ハケの練習をして順番を覚え、吊物に気をつけろと言われる
本番を迎え、「宜しくお願い致します」「頑張ろう」の掛け声
始まると終わるは同時に来た感じ、2時間半の公演は瞬く間に終了した

手伝えてよかった、と心から思った
スタッフやキャストの稽古や作りこみを間近で見て、みんなで作り上げた舞台だ
何が出来るか分からず参加し経験した事、得た事の大きさをまだ正確には把握できなかった

この頃は、先の未来で舞台監督になるとは夢にも思わなかった…
では次回

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